作成日
2005-12-14
変更日
2008-09-10

RSS、Atom利用のための簡単な説明

RSS、Atomの利用方法、対応ソフトウェアについて簡単に説明します。

RSS、Atomとは

特徴、既存サービスとの比較

便利な点

RSS/Atomに対応したソフトウェアは、サイトが配信するRSS/Atomを購読 (定期的にダウンロードする事) し、更新があった場合は知らせてくれます。

これにより、

  1. いちいちサイト巡回をする必要が無い
  2. サイトへ訪れたのに更新されておらず無駄足になることが無い

といったメリットがあります。

また、多くの「ブログ」を始めとしたRSS/Atomを配信するサイトは、更新日時のみならず、最新記事の内容も併せて配信しているので、わざわざサイトへ訪れることなく更新内容をチェックできるメリットがあります。

わざわざソフトウェアをインストールするのが面倒だという場合にはWebサービスも利用できます。使い勝手の面ではソフトウェアと比較して若干劣りますが、余計なソフトェアを導入しなくても良い、出先でもチェックできる、といった点は便利です。

アンテナとの違い

従来、更新状況のチェックにははてなアンテナなどのアンテナサービスが使用されてきました。

更新日時の取得という点においてはアンテナもRSS/Atomの購読もさして変わりませんが、

  1. (先ほどの繰り返しになりますが) アンテナサイトを能動的にチェックしなくてもよい
  2. サイトへ行かなくても最新記事を読める (場合が多い)
  3. 更新日時の取得が正確に行える (RSS/Atomの配信側が更新日時を正確に記述していれば)

という点においてはRSS/Atomを利用する方がメリットが大きいと言えるでしょう。

RSS/Atomを配信していないサイトもまだまだ多いので、そういうサイトの更新状況をチェックしたい時にはやはりアンテナを使うことになりますが、例えば「はてなアンテナ」は更新情報をRSS/Atomでも取得できますので、RSS/Atomを利用することで前記の1番目のメリットは享受できます。

更新把握の流れ

RSS/Atom非対応Webブラウザを使用した場合
自分で更新をチェックするか、アンテナ (若しくはRSS/Atom捕捉) サービスを利用しなければならない
サイトの更新をチェックする場合には、自らサイトへ行って、更新の有無を確認しなければなりません。
アンテナサイト等を使った場合の流れを青矢印で示しています。この場合、サイトの更新チェック自体はアンテナサービスがやってくれますが、定期的に更新リストを見に行かなければならないのはやはり面倒です。
RSS/Atom対応ソフトウェアを使用した場合
ソフトウェアが自動的にRSS/Atomを取得し、更新がある場合はユーザに知らせてくれる
RSS/Atom対応ソフトウェアは一定間隔毎に自動で捕捉対象のサイトのRSS/Atomを取得します。更新されている場合は画面のアラートなどを通じてユーザにそれを知らせてくれるので、更新のチェックを意識せずに済みます。

RSS/Atom利用のためのソフトウェア、Webサービス

RSS/Atomを利用するためには、

  1. RSS/Atomを利用した更新チェックに対応したWebブラウザを使う
  2. RSS/Atomリーダーを使う
  3. Webサービスを使う

のいずれかの手段をとることになります。

RSS/Atomを利用した更新チェックに対応したWebブラウザを使う

下記のようなWebブラウザを使用している場合は、設定を行うことでRSS/Atomの購読機能を利用することができます。

Firefoxのフィードアイコン表示例
RSS/Atomの購読に対応したWebブラウザを使うと、上記の様にアイコンでRSS/Atomの存在を示す等、ややこしいことをせずともRSS/Atomの存在を教えてくれます。

参考までに、RSS/Atom購読機能付きWebブラウザをいくつか挙げておきます。

Firefox
最近人気のWebブラウザです。好みに応じて機能拡張を導入できるようになっているのが特徴です。
ライブブックマーク機能を使って更新状況をチェックできます。Sageという機能拡張を使うとさらに便利に使えます。
Opera
高速なWebブラウザです。元は有償ソフトウェアでしたが、バージョン8.5から無償になりました。細かな部分の使い勝手が秀逸で、流石元商用製品といったころです。マウスジェスチャー機能もなかなか便利です。
メール機能と統合された「ニュースフィード機能」を使って快適に更新をチェックできます。
Opera 9でインタフェイスその他が改悪されたので、必ずしも御奨め出来なくなっています。同8.54の評価が比較的高いですが、バグ等が存在するかも知れません(Atom 1.0の日時が正常に取得出来ない等。但しこれはAtom 0.3とAtom 1.0との間に「断絶」があるためで、バグと云うよりは仕様)。
旧バージョンはhttp://arc.opera.com/pub/opera/から入手可能。
Safari
Appleが開発した軽量Webブラウザ。
Mac OS X 10.4以降に添付されているSafariはRSS購読機能を備えています。
Windows版も存在しますが、例によってAquaのインタフェイスを無理矢理Vista/XPに持ち込んでいるので、必ずしも使い易いとは言えません。
Windows Internet Explorer 7: ホーム
Internet Explorer 7でRSSの購読に対応しました。詳細不明。

RSSリーダーを使う

Vectorで「RSSリーダー」などと検索して探してみてください。数が多いのでここでは解説しません。

Webサービスを使う

諸事情でWebブラウザをインストールできないとか、外出先からも更新状況をチェックしたいといった場合はWebサービスを使うと便利です。

以下の記述は原稿執筆時 (2005-12-14) のサービス提供状況に基づいているので、既に改善されている問題点を指摘している場合があります。現在、本項目には「歴史的」な意味しかありません。最近の状況に就いては、他所のサイトですが、以下の記事が参考になります。

冬様もすなる☆日記というもの (2008年9月)の「☆ フィード・リーダーを探した (@11:37 +09:00)
2008年9月時点でのはてなRSS、Google Reader、livedoorリーダー、goo RSSリーダー等の評価。

livedoor Blogリーダー
使いやすく、説明も分かりやすいので良いと思います。
infoseek RSSリーダー
livedoor Blogリーダーに雰囲気は近い気がします。デフォルトで楽天市場の更新情報が入っているのは余計な親切ですが (削除は可能)。
Bloglines
最近日本語版が出来ました。RSS/Atomの登録作業はBookmarklet (Webブラウザのブックマーク (お気に入り) から実行可能な小さなプログラム) を使えるので手間が要らず簡単ですし、画面も読みやすく、使いやすさにおいては非常に素晴らしいのですが、ヘルプが読みづらい気がします。
Google Reader
現時点 (2005-12-14) ではベータ版となっていて日本語化されていませんが問題なく使用できます。URLの登録作業が面倒な点を除けば概ね使いやすいと思います。DHTMLを駆使して普通のアプリケーション並みのインターフェースを装備していますが、何故かはてなRSSよりも軽快です。
はてなRSS
「はてなアンテナ」で有名なはてなのサービスです。Bloglinesと同様、Bookmakletを使うと簡単にURLを追加できます。私の日記(あまもよう)のRSSを読ませたら途中で文字化けした記事がありましたけども。JavaScriptで変な処理をしているせいか、記事全文を展開するのがもたつくのも気になりますが、まあこの辺りは今後に期待ですね。サービス自体は便利だと思います。
goo RSSリーダー
gooが提供するRSSリーダーのWebサービスです。OperaやSafariには対応していない上、使い勝手はあまり良くないと思います。お勧めはできません (というか、特定のWebブラウザを弾いている時点で駄目)。ちなみに、gooはアプリケーション版のRSSリーダー (Windows版) も提供しています。こちらは glucose がベースになっていることもあって使いやすそうです。